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喜 の 章 よろこび

心が沈み下を向いて歩いていたら
小さな花を見つけた
心が沈み上を向いて歩いていたら
大きな空を見つけた
そして無限の喜びを感じた

貴方が走っている姿を見つめる
無邪気な笑顔が 日射しのように感じられて

今 とても大切な時を過ごしている
とても遅く流れている瞬間を
とても速く流れている瞬間を

愛しあえればそれでいい
ほんの一瞬 心が通じ合えば
微笑みと温もりを忘れないように
体に刻み込みたい

年月より 宇宙より 地球より 国より 地より
出逢いより タイミングより
貴方の側にいることが選ばれた

 


迷 の 章 わからない

どんなに手をのばしても 届かない
流されつづける心
求めるのをやめた時
この想いは 穏やかなものになるのだろうか
優しくしないで  甘えさせないで うぬぼれないで
拒めないこと分かっているくせに
追わせないくらい 鮮やかに消えて
自分への失望
自分への憎しみ
自分への無力さ
自分への甘え
すべての感情が虚しく思えた空虚という今
突然 不安に包まれる
突然 悲しみに包まれる
どうしようもない孤独感
確かな気持ちを 手探りで探し続ける
貴方の優しさに身をゆだねる
苦しみから逃れるように
大切なものを守ることに疲れてしまった
あの人にないものを 貴方に求める 貴方を傷つけながら


憎 の 章 にくしみ

涙というものはそっけなく温かい
お前はそうして泣いている 泣いているのだ
みじめに泣いているのだと
温かさが絶望的に告げる

いつも私はためされている
いつも誰も見ていなくても

1つ1つの言葉で 行動で
私という価値がためされている

憎んでいるのか 憎みたいのか
だけど許している

貴方という絶対の存在で
それが許せない

憎しみは続かない
生きて 歩いて 人と出会い
誰かを愛せば消えてしまう

憎しみは続かない
憎しみでは何も作れない

こんなことになるのを 願ってきたわけではない

こんなことになるのを 待っていたわけではない
貴方と一緒にいられることを ずっと待ち望んでいたんだ

 


爽 の 章 すがすがしく

誰かをこんなに好きになれる気持ちが
自分にあるなんて最高に幸せだと感じた

大好きになって 別 れがあって
そして確実で大切な気持ちが残った
それは私にとってかけがえのないものとなった

ゆるぎなく自分を信じる力を

どんなことでも乗り越えられる力を

しなやかに受け止めていく心を持っていきたい

しんしんと舞い降りる真白な雪よ
今までの罪を染めてください

皆に愛される自分であるように
肩に積もる 自分の罪
自分が好きな自分であるように そして私の心も解かそう

歩き始めた
私が生きてきた経過で 1番綺麗な涙であろう

歩き始める
風はこんなにも気持ちがいいものだと
空気はこんなにも匂いあるものだと

心の芯を 貴方が昇華してくれた

 

追 記  数年後の千尋から

久しぶりにじっくりと読んでみました
なんだか大切な宝物をそっと開けるような  でもなんだか見てみたくないような
10代のあの頃はこんな気持ちを持っていたんだと改めて実感しました
歯がゆいような 苦笑してしまうような 眩しいような
複雑な気持ちに駆られますが それで今の私があるんですよね
ありがとう

 

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